僕ハココニイル

グダグダと生きるオタの呟き

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察害思考7



今回は三人称視点です









女性「あぁ~
すっかり遅くなっちゃった」


彼女は友人との付き合いで夜まで飲み会をしていた


女性「はぁ…
明日が休みでよかった」


そして彼女が薄暗い道にさしかかった時、小さな足音が聞こえた


女性「だ、誰?」


しかし誰も返事はしない
すると、街灯の明かりが差す所に一匹の黒い猫が現れた


女性「何だ…
猫か…」


そのほっとした刹那、彼女の視界は本当の暗闇に包まれた

口と目は塞がれ、背中に冷たい何かが突き刺さる


女性は抵抗する間も無く、即死した


男性「…」


男性は、女性の手をナイフで手荒に切り落とし、袋に入れてバッグに詰め込んだ


男性「ふふ…
ははは…

美しい手は良い…」




男性は誰にも悟られないように夜の道の端…
つまり、光のあまり当たらない道を歩いて行った


しばらく男性が歩くと、前には暑いダウンジャケットを来た人物が立っていた
その者の顔はちょうど光が当たらなく、口元だけ見えていた


???「へぇ…
中々の手練れだね」


男性はビクッとして今にも逃げようと構えていた


???「逃げても無駄だ
私はお前を知っている…」


男性は固く閉ざしていた口を開いて話した


男性「何がだ?」


???「君の履歴だよ…
いや、詳しく言うと犯罪履歴かな?」


男性は相手に全てを見透かされているようで恐怖を感じた


男性「お前…
何が言いたい」


???「いや、何
少し頼み事があるのだが…

聞いてもらえるか?」


男性「断れば俺を警察に売るつもりだな…

つまりは…」


???「ふふふ…
わかっているなら語るに足らず…

で、聞いてもらえるかな?」


男性「…あぁ、事と次第による」


???「その事なら心配は無い

何しろ君は"今までしてきた事"をすれば良いのだから」


男性「つまりは俺の趣味をお前に強制的にやらされるという事だな?」


???「あぁその通りだ

だが、その為には少しこちらの書いたシナリオ通りに動いて欲しい」


男性「っち…

まぁいい」


???「…

やけに素直なのだな」


男性「あぁ、俺は素直さを大切にする男なんでな」


???「だが、素直は時として墓穴を掘るやもしれぬ

一応、ここに"頼み事"の内容と連絡方法を記した紙を置いておく」


相手は、自分の顔が街灯の光に当たらないようにしながら地面に小さな紙を置いた

その手は軍手を着用していた


???「紙は用がなくなり次第に燃やしたまえ

それでは頼むぞ」


相手は完全に暗闇の中に消えていった


男性「…」


男性は置かれている紙を手に取り、その場で読んだ


男性「…っけ

こんな頼み事くらい自分でやりやがれっての



だが面白い
退屈凌ぎくらいにはなりそうだぜ…」


男性は紙をポケットに詰め込んで、闇の中に消えてしまった






???「容易い奴だ

だが…
いや、やめておこう

さて、私は次の段階の準備をしておこう」


人影は、瞬時にして消えた
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  1. 2009/01/29(木) 12:07:02|
  2. 小説 ー察害思考ー|
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