僕ハココニイル

グダグダと生きるオタの呟き

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モノクロの街、夜空の雪 11



何だかんだでもう12話か

アニメなら1クール終了だねw

脳内想定するときっとアニメ化すると今は4話目くらいかな(ぇ




どうでもいいけどねw



マサヤンさんとネットラジオの企画を進めつつ

昨日は寝落ちw

ついでに言うとカラオケ行ったけど歌はうpし忘れorz


最近は色々と残念なおじさんですが頑張ってますw


小説も終盤に差し掛かります


カオスですが付いて来いry



それでは本編始まり始まり


第11話











目に見える風景は


真っ白だった


時間と共に


暗くなる


それは1日の始まりから終わり


そして人の人生のように


今は真っ暗でいい


いつかは陽は登るのだ


――――――――



俺はとうとう目が見えなくなった


原因は不明


俺にはもう何も無い


氷狐さんと言う最後の希望が消えて


色覚を越えて視力も無くなった


もうどうでもいい


我ながらネガティブな考えだ


自殺でもしようかな…



「こんにちは」


聞いた事のある声がした


「えっと…陽介さんお元気ですか?」


「ごめん…誰かな?」


目が見えないと誰が来たかわからない


「あっ…ごめんなさい

八木です

八木 美香です」


「美香さんか

俺は…まぁまぁ元気だよ」


「よかったぁ…

てっきり、会話もできないかと…」


「大げさだな~」


「ごめんなさい

さっきお医者さんがよろしくない状態だって言ってたので…」


「心配してくれてありがとう」


それから美香さんに今日の学校の話しをしてもらった


「そういえば委員長が見舞いに来るって言ってましたよ」


「そうなんだ」


「けど委員会の会議で忙しそうでしたけど…」


きっと来ないだろうな

あの出来事があってのこのこ出てきたらびっくりする


「あ、もうこんな時間だ

私、帰りますね」


「気をつけて帰れよ」


「はい♪

それではまた」


そして俺は病室に1人、残された


真っ暗な部屋


1人残されて


冷たい空気になる


人の暖かみが無いこの1人の世界で


俺は…何を思うのだろう











美香さんが帰ってから長い時間が経った





すると突然、扉が開く音がした


「…」


「誰だ?」


「氷狐です」


「…この前はすまなかったな」


「あ、いえいえ」


何か話し方がぎこちなかった


「俺ってさ

酷い奴だよな

自分で同盟なんて作ってさ

自分で壊して

告白して断られた上に逃げるように失明したんたぜ」


「そんな事ない…と、思います」


「なぁ…委員長はどう思ってるんだろな」


「…」


「正直、最後に彼女にも謝りたいな」


「最後…ですか?」


「あぁ…

俺の身勝手で2人の氷狐さんに気まずい事をしてしまってさ

最後に謝りたいんだよ

俺がいなくなる前に」


すると張り詰めた声で彼女は言った


「お前…最後最後って…

自殺でもする気か」


「あぁ…」


俺はもうこの人生をやめようと思っていた

俺に出来る事はもう無いのだから


「ふざけるな!」


俺はいきなり彼女に胸ぐらを掴まれて怒鳴られた


「お前は人の心を傷つけて、目が見えなくなっただけで、現実から逃げるつもりか!

まだ、出来る事なんて沢山あるだろ!」



「それじゃぁさ…

一体、俺に何が出来るんだ?」


「っく…」


「ほら、答えられないじゃないか」



「なら…

それなら…

私がお前の生きる為の糧になってやろう

お前はもう一人の私が好きなのだろ?

だが、お前は私を傷つけた

私はお前だけを見続けてやろう

だからお前はもう一人の私を…返してくれ…」



その日


全てを失った俺は


彼女と


もう一人の彼女に対する罪を得た


それが生きる糧になるかどうかはわからない


だけど


俺は


彼女の為に生きなければならないと教えられた





living obligation

"生きている義務"
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  1. 2008/10/21(火) 07:59:28|
  2. 小説 -モノクロの街、夜空の雪-|
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