僕ハココニイル

グダグダと生きるオタの呟き

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

モノクロの街、夜空の雪 4


夏紗は力尽きた





何もやる気無いな…




どうしよう…



進藤さん「鬱病ですか?」


夏紗「まさにその通り」


進藤さん「けど小説は書くんですね」


夏紗「まさにライフラインだからなw」




最近の記憶は小説を書いてる事以外は途中で寝てますw


そろそろ寒くなってきたので、小説の5話(現在書いてる原稿)も冬のシーズンに無理やり入れますw

ちなみに今日は四話

無駄にゲストキャラ使いまくりですw


やる気無いから小説だけでも頑張ります♪



第四話





【???】

人の世界とはあまりにも脆い

支えとなるモノが無くなるとすぐに崩れる

『自分には何も無い』

そんな事を言っていても、必ず1つは大切なモノがある

だから人はその"大切なモノ"を無意識に守ろうとする

それが真の防衛本能


―――――――――








俺は見慣れない夢を見た


決して見えないはずの色がある世界


一面、緑色が広がる草原

空は雲1つ無い晴天

そんな世界に俺は居た

誰かが呟く


『お前は他人に見れて、自分で見えないモノばかりだ

ならば

他人に見えないモノをお前は見れば良い

平等を求めるな

お前にしか出来ない事をすれば良い』


俺は色が反転した世界に戻された


眠り覚ます世界


俺が目覚めた時、残念ながら時計はもう授業の終わりを告げていた


「やべ…授業寝てたわ…」


周りを見渡すが、やはりモノクロの世界しか見えなかった



「寝てたのか?」


委員長が俺に話しかける


「あぁ、心地よかったぞ」


「勉強する気0だな」


「そうなんですか?」


美香さんまで話しに入って来た


「いえいえ、油断して睡魔に負けただけだよ」


「そうですか

私もたまにありますよ♪

花を見つめてるとボーっと…」


「…」


多分、それは少数の人間にしか影響が無いだろう


「さて、そんな所に居られると掃除の妨害になる」


「わかったよ」


俺は委員長が言い終わる前に荷物を整理してカバンを背負った


「邪魔者は撤退しますか

あ、美香さん

校門まで一緒に行きます?」


「良いですよ♪」


俺は委員長を残し、美香さんと2人でこの少しの距離を下校した




その道中

1つだけ美香さんに聞いた


「そういえば、美香さんの彼氏ってどんな人かな?」


「えっとですね…

優しくて、リーダーシップがあって、強くて…何より私に勇気をもらいました」


美香さんは顔を赤らめてモジモジしながら言った


「熱愛だねぇ…」


美香さんの彼氏が羨ましいものだ




校門で美香さんと別れを告げてから俺は1人でその辺りをふらふらと散歩した


相変わらず、殺風景だ

もし、この見ている風景に色が付いていたなら、どんな風景なのだろう

それは人、それぞれの感じ方が違うのだろうか

ま、俺には見えないけどな






自問自答を続けていた俺はいつの間にかあの海の見えるベンチまで来ていた


何故だろうな

よくここに来てしまう

だが1つ言える事がある

"下手なナンパよりも何か充実感に溢れている"


…何かロマンチックだな

まるでゲームの選択肢を選んでいる気分だ


きっとここに来るのは運命なのだろうな





「ちょっといいか?」


俺は見知らぬ女性に声をかけられた

その女性は中々の美人だが、どことなく、冷たいオーラが出ていた


俺、何かしたかな?


「私はこの写真の人物を探しているんだが、見覚えは無いか?」


彼女の差し出した写真には数人の集合写真だった

その中で見覚えのある人物が写っていた


「美香さんじゃないか」


「ほぅ、美香君を知っているのか」


「えぇ、同じクラスですから」


「奇遇だな

彼女は私の後輩なんだ」


それからその女性と少し話しをした

女性の名前は河西 友香

中学校の時に偶然集まったメンバーの1人

美香さんとはその集まりで知り合ったそうだ


河西さんは今は遠くの学校で教師になる勉強をしているそうだ

今日は休みを利用して地元に帰って来たらしい

それで昔のメンバーに挨拶周りをしているそうだ


俺はとりあえず適当な自己紹介をして、それから美香さんの話題で持ちきりだった


中学校時代はとても人見知りが激しくて、たまに自分の世界に入ってしまう事など


「そうか…金谷も中々やるな

ま、2人が元気にしているのならばそれで良い」


そういえば俺は1つ思い出した事がある


「確か…近所にあった大きな屋敷…"河西"って書いてたような…」


「多分、それは私の家だ」


「うへ…凄い豪邸ですね」


「はっはっは

だが実家は京都にあるのだ

しかもあの敷地よりもっと大きいぞ」


…金持ちの子か

けど、河西さんもそれ相応に美人だな~




やがて、ゆったりとした時間が流れて、河西さんは用事があると言ってこの場を去った


「また会えると良いな、少年」


俺はベンチに1人取り残された


冷たい風が吹く


寒いな



「寒いですね」


氷狐さんだ


「寒いな」


「暖かいコーヒー買って来ましたよ♪」


「ありがとう」


「いえいえ」


2人で暖かいコーヒーを頂いた


冷えた体が少し温まった


「体に染みますねぇ~」


「微妙にな」


「あ、酷いですよ」


「冗談だ」


氷狐さんは頬を膨らましていた




俺はこの他愛の無い時間がとても心地よい

だからこの時間

永遠に続けばいい

そんな事を願った


儚い願い


暖かい時間


それは人が望んでしまう


甘い夢なのだ



warm

"暖かみ"
スポンサーサイト
  1. 2008/10/02(木) 10:22:40|
  2. 小説 -モノクロの街、夜空の雪-|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

僕ラジ | ホーム | モノクロの街、夜空の雪 3

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://rakuboku.blog96.fc2.com/tb.php/539-d47e0423

| ホーム |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。