僕ハココニイル

グダグダと生きるオタの呟き

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彼岸花に別れを 第二十九話 過去編「手」

【副題:白と黒の正義の強化日】


夏紗 萎えるわ…

進藤さん どーしたんですか?

夏紗 帰りに警察の車両3台にバイク10台みかけた上にトラックに挟まれて帰るとか…

進藤さん うわー…

夏紗 しかも朝の気温は9℃だったのに夕方は17℃って…

進藤さん トラックの排気ガスが臭いから窓開けれないんですよね…

夏紗 おかげで頭に残ってたネタが蒸発しちまった…

進藤さん …(元から蒸発してたんじゃないですかねぇ?)





どーもー

「探せばネタは在る」

っちゅー事ですな




金曜日なんでとりあえずTOPの音楽の更新でもするか~

※夏紗は永遠のアセリアと聖なるかなを序盤までプレイしてから進めていません



<小説の話し>


原稿の方での31話+エピローグ書き終わりましたー!

長かった~

いや、喜ぶのはまだ早かったですね

ちゃんと全てうpし終わってから喜びを分かち合…一人で喜んでおきますorz


あぁちなみに期待したら負けだと覚悟してくださいw


本編始まります










鼎は小さな舟に乗っていた。


隣りに三鷹が座って…


ただ何も言わず、舟に乗っていた。



目の前が霧に包まれ、鼎の体は消えかかっていた。


「(これで終わりなんだ…)」


悔いは無い。

だって、大切な人と逝けるのだから。






すると三鷹は突然立ち上がって鼎の両肩に手を添えて言った。


「”貴方はまだ死ぬべきじゃ無いわ”」


鼎はキョトンとした。


「”鼎…向こうでまだ頑張りなさい”」


三鷹は鼎を舟から突き落とした。


「さようなら♪」


鼎は手を伸ばすが届かず、川に落ちた。

これが三鷹との別れ。









鼎は川に沈んでいた。







沈む中、目をそっと開けるとそこは花畑だった。


「ここは…」


花は彼岸花。

死人の花。





『目覚めたかしら?』


そこには鼎が居た。


「私は…」


自分も鼎。

目の前に居るのも鼎。



『さぁ…鼎…行きましょう…

元の世界へ…』


鼎は甘く囁く。


「そんなの……しじゃない…」


『ん?』


「そんなの私じゃないわ…」


『?』


「貴方も私も"鼎"じゃ無いのよ…

貴方が"もう一人の私"だとしても"私"はあそこで死んで"鼎では無くなった"の…

だから私達は元の世界へは行けないわ…」


『せっかく三鷹が私達を生かしてくれたのに貴方はそれを無駄にするの?』


「死者は目覚めてはいけないのよ…」


もう一人の鼎は鼎の胸ぐらを掴み上げて言った。


『貴方が死んだって別に構わないわ!

けどね、私はまだ死にたく無いのよ!

生きて…生きて三鷹の思いを叶えるのよ!』



もう一人の鼎は声を荒げて言ったが、鼎は虚ろな眼で彼女を見た。


「…」


『いいわ!

貴方はあそこで死んだわ!

私は鼎として生きてやる!』


「貴方が三鷹の意識を継ぐなら…

高月の姓を名乗りなさい…」



『…そうするわ』


「…」


『貴方は嚢(no)と名乗りなさい』


「え…?」


『自分自身を否定した愚か者の名を』


「わかったわ…」


『なら、ここで貴方とはお別れね』


「…」


2人の体がどんどん薄れていく。


『ふんっ…

どうせ嫌でもまた会うのだから、別れは言わないわ』



「どう言う事?」


嚢は返事を聞く前に目の前が真っ白になった。








「ねぇ…

私はどうすればいいの?

三鷹…」







やがて真っ白な背景が現実に戻る。







嚢が気がついた時、地面に倒れていた。


言葉も無く。

ただ空っぽの心で空を見上げていた。



嚢は自分で感じた。

全てを失ったた事を。


不可視を。

大切な人も。

自分の半身も。

そして、

自分自身も。








やがて1人の男がやって来た。


「遅かったか…」


Dr.ダイだ。


ドクターは嚢に銃を向けた。


「俺は…三鷹さんの敵を取りたい!」


だが嚢は空を見上げていた。


「っち…」

ドクターは嚢の姿を見てやるせない気持ちになった。

嚢の虚ろな瞳には空の青さしか写ってなかった。


「お前がまだ抵抗するなら俺は躊躇無く撃てたのに…

どうしてお前は!」


ドクターは嚢を見て、知ってしまった。

今の彼女にはもう不可視が使えない事が。

それに…その瞳が死んでいる事を。



「俺は…俺はどうしたらいいんだ!」


ドクターは空に向かい銃を撃ち尽くした。


「お前が死んだとしても俺は許さない!

だがな、いずれお前がまた"生き始めた"なら俺はお前を殺す!

それが彼女との約束だからな!」



ドクターは去った。







「私…

生きてもいいの?…

三鷹…」







嚢はゆっくりと立ち上がり歩き始めた。



真っ直ぐには歩けないけど。



ただ歩いた。



目的は無い。



だけど、



空の青さに導かれながら歩いた。



空っぽの自分だからこそ感じる風の強さ。



だけどどんなに風が吹き荒れようと歩いた。



今は目的は無い。



だけど、いつしか何かを得られるかもしれないと信じて歩いた。



繋いでいた手は無いけど。



それでも…












嚢は街に着いた。


「また…私はここに戻って来てしまったのね…」


嚢は路地裏で倒れた。

立ち上がる力は残っている。

だけど、今はコンクリートで埋められてしまった大地の温もりを感じていたかった。




やがて1人の女性が来た。


「そんな所に居ると冷えるぞ」


彼女は嚢を連れて一件の店に入った。


「お帰り。

…って、友達か?」


「いえ、拾い者ですお父さん」


店は"そよ風"と言う店だった。

嚢はここで数年かけて徐々に立ち上がる事になる。

最初は虚ろな眼だったが少しずつ色を取り戻した。




やがて家族同然になった。




人と関わり、温もりを味わう事によりまた立ち上がる力を得た。

感謝をして、またその温もりを他人に伝える。

どんなに心が病もうと。

それでもまた立ち上がる。

それが人と言う生き物なのだ。








やがて嚢は路地裏に家を建てた。

ダンボールで、できた場所だがそれでも構わなかった。

寂しくなれば寄り添える人が居るのだから。





ある日、"そよ風"のマスターが殺された。

マスターの娘の心は酷く傷付いた。

だけど嚢は彼女達にもらった温もりを伝えた。


そして長い時間を掛けてまた立ち上がる。


それが人なのだ。


一つの手は他の手と繋がり。

やがてもう一つの手も繋がり。

"温もりが伝わる"


支え合いながら。

人の大切さを伝えるのだ。


例えば手が離されても。

自分から繋げばいいんだ。











そして月日が流れ。


また一つ。


手が繋がれた。










はい、ご苦労様です~

なんか気合が抜けてしまいましたorz


今回はちょーーっと長かったですね~

それでも読んでくれた人の感謝感激



実は気合で全部見てる人とか居ればとりあえず”自転車でドライブスルーに”来てくださいw

マクドナルドの”スマイル”くらいはおごりますよwww



それじゃーみなさん

ごきげんひょう(ぁれ?

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  1. 2008/04/05(土) 00:50:06|
  2. 小説 -彼岸花に別れを-|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:5

彼岸花に別れを 第三十話 「閉幕」 | ホーム | 彼岸花に別れを 第二十八話 過去編「決闘」

コメント

米レス

・マヤっち さん
今までで一番長いですよ
だってかなり飽き性だったものw

>マック
流石にブサイクにスマイルは頼みたくないもんねw
けどね
あのスマイルって商品はマクド内では色々と駄目な商品だそうですよ…

・とまぴょん さん
面白いの一言がもらえると光栄ですorz

>売り切れ
まぁあれは本来在ってはならないものですからね…
  1. 2008/04/06(日) 02:12:29 |
  2. URL |
  3. 夏紗 #ZVzdCB2E |
  4. 編集

>小説
今回は長かったですね
なかなか面白かったです

>マック
最近のマックはスマイル売り切れ気味ですよ
  1. 2008/04/06(日) 01:37:43 |
  2. URL |
  3. とまぴょん #mSJ4b.Ho |
  4. 編集

>小説
更新ご苦労様です。
今までで1番長めかな?

>マック
友達とマック行くと誰かが必ずスマイル頼みますw
スマイル頼むとしても、自分は女の人のスマイルしか求めません(ちょっw
  1. 2008/04/05(土) 23:15:37 |
  2. URL |
  3. マヤっち #- |
  4. 編集

米レス

・有間都古 さん
こちらこそよろしくお願いしますorz
  1. 2008/04/05(土) 11:58:39 |
  2. URL |
  3. 夏紗 #ZVzdCB2E |
  4. 編集

ブログ訪問ありがとうございますッ♪
有間都古です
相互リンク、お願いしてもよろしいでしょうか?
これからもよろしくお願いします
  1. 2008/04/05(土) 11:52:58 |
  2. URL |
  3. 有間都古 #- |
  4. 編集

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